鯖江の空気と水
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最終更新日:2017年3月24日
令和3年度の大気・水質(河川)の調査結果の概要
市では、環境の状況を把握するため、大気・水質の調査しています。
大気環境
大気環境の指標には、工場のばい煙や自動車の排気ガスに含まれている「いおう酸化物」「窒素酸化物」「浮遊粒子状物質」「微小粒子状物質(PM2.5)」などがあり、それぞれ環境基準が定められています。
市では、御幸局(御幸町三丁目)と鯖江東局(定次町)の2ヵ所に自動測定局を設置して、「二酸化いおう」「浮遊粒子状物質」の状況を観測しています。他に県の自動測定局が2ヵ所あり、一般大気や自動車排気ガスの測定を行っています。
測定調査の結果、「二酸化いおう」は環境基準を達成し過年度を見てもほぼ横ばいで推移しています。また、「微小粒子状物質(PM2.5)」は、平成25年3月から県の神明局で測定を行っており、濃度が高くなった場合は注意喚起を行ないますが、令和3年度に実施した日はありませんでした。
また、大気中のダイオキシン類については、西番町で測定した結果、環境基準を達成していました。
二酸化いおう
大気中:ダイオキシン
水環境
市内の13河川等25地点において、水質調査を年2~12回行いました。そのうち日野川・浅水川・鞍谷川・吉野瀬川・穴田川では、「水素イオン濃度」、「生物化学的酸素要求量」、「浮遊物質量」、「溶存酸素量」、「大腸菌群数」の5項目について、「生活環境の保全に関する環境基準」が定められています。
河川における代表的な汚れの指標である生物化学的酸素要求量(BOD)は、令和3年度は1地点を除いて、環境基準を達成していました。
また、6河川6地点において水中のダイオキシン類を測定した結果、すべての地点で環境基準を達成していました。
日野川(BOD)
浅水川上流(BOD)
浅水川下流(BOD)
鞍谷川(BOD)
吉野瀬川(BOD)
穴田川(BOD)
水中のダイオキシン類(環境基準:1以下)
環境基準
人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準。
現在、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音について定められている。
生物化学的酸素要求量(BOD)
水中の有機物が微生物によって分解され、安定化するために必要とされる酸素量のことで、水の汚れを示す指標として使われている。数値が大きいほど汚染物質が多いことを示す。
お問い合わせ
このページは、環境政策課が担当しています。
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