殿上まいり
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最終更新日:2023年1月22日
指定情報
指定 | 《市指定》 平成18年3月31日 |
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所在地 | 鯖江市尾花町 |
管理者 | 尾花町 |
指定概要
毎年2月の第1日曜日に、尾花町の禅定神社で行われる厄払い行事。400年前から一度も途絶えることのない行事といわれ、現在でも積雪・天候に関係なく行われている。
当日は、当番役が寄進された御神酒や餅などを背負い、「笠掛松」「一本杉」と呼ばれる御神木を経由し禅定山(標高670m)頂付近の同神社まで登る。ご神木や神社では注連縄の張替え等を行い、神社参拝を終えた人から焚火を囲んで昼食を取る。
この後、厄払い行事は突然「わっしょい、わっしょい」という掛け声のもと始まる。当番役と厄年の人が入り乱れて押し合い、組み合いが始まり、厄年の人たちが5~6m下の雪中へ次々と豪快に放り出される。放り出された人には御神酒が振る舞われ、その後の餅まきとともに、この一年の無病息災を祈る。
厄年の人を投げることによって厄を追い払うという形式は県内でも類例がなく、貴重な行事である。
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