料亭天狗楼調理棟
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最終更新日:2017年4月5日
指定条件
指定 | 《国登録 18-0140》 平成27年11月17日 |
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所在地 | 鯖江市本町2-1-25 |
管理者 | (株)天狗楼 |
時代 | 昭和元年(1926)建築 |
員数 | 1棟 |
概要
調理棟は通りに東面して建つ。この建物は、昭和初めに料亭棟が移築された際に新たにつくられたと伝わる。木造2階建て、平入り、切妻造桟瓦葺の建物で、桁行6間、梁間3間半の主屋に、通り沿いに通り庇をつけ、腕木で出桁を支え、軒天井を張る。表構えは、1階中央3間分に出格子をつけ、2階には両脇に袖壁を設ける。1階、2階とも黒漆喰壁で、2階は大壁造で中央3間の開口部には鉄格子の跡がみられる。このように外観は、町家風の形式が採り入れられている。
調理棟は、外観は伝統的な町家の形式を伝えるが、内部は当初から料亭の調理場として計画されており、料亭棟とともに県内でも数少ない料亭建築の一例として貴重である。
※内部公開はしていません
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