若栗商店店舗兼主屋
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最終更新日:2017年3月31日
指定情報
指定 | 《国登録 18-0074》 平成21年1月8日 |
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所在地 | 鯖江市吉江町 |
管理者 | 個人 |
時代 | 昭和10年(1935) |
員数 | 1棟 |
概要
若栗商店は吉江町の南端に位置し、鯖江市域に現存する上質な農家型住宅建築の好例である。
1階前方は当初から店舗としてつくられた住宅である。梁に「昭和拾年五月五日 若栗市郎右衛門 棟梁 伊四郎」とあり、昭和10年(1935)の建築である。主屋は、桁行8間、梁間4間、切妻造、桟瓦葺、妻入りで、前面に1間幅、北面と南面に半間幅の下屋をまわし、さらに南面前方には入母屋造、桟瓦葺の下屋を別棟で突き出す。この下屋は「水屋」と呼ばれ、台所や炊事空間で、昭和40年ごろまで煙出しがついていたという。
正面の妻部は美しい格子組をもつ農家型であるが、当家は店舗併用住宅としてつくられているために、表側側柱から腕木を出している点や農家型のオイとなる前方が店舗になり、土間床(現在はコンクリート床)である点が特異である。ただし、奥の座敷境には格子戸がたち、四周の成の大きい装束や2階床梁などの構成は農家のオイそのままである。
※内部公開はしていません
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