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平等会寺山門(四脚門)附築地塀

ページ番号:133-118-427

最終更新日:2017年5月12日

平等会寺山門(四脚門)附築地塀

指定情報

指定

《市指定 第72号》 平成16年5月1日

所在地 鯖江市平井町 平等会寺
管理者 法華宗真門流平等会寺 
時代 江戸時代後期(天保6年~安政2年※寺伝)
員数 1棟

概要

 平等会寺は、法華宗真門流本隆寺末の寺院で、13ヶ寺の末寺と2ヶ院の塔頭(たっちゅう)を有する。弘仁年間(810~823)の創建と伝えられ、天授2年(1376)、日妙のときに「妙法華経山平等大会寺」に寺号を改め、後に略して「妙法山平等会寺」と称するようになった。
 現在の伽藍(がらん)は文政12年(1829)の火災後の建物である。まず、本堂・庫裏(くり)が天保6年(1835)に再建され、山門・鐘楼など、順次整えられたようで、約20年をかけ、安政2年(1855)に終了したとされる。また、移築再建された祖師堂・番神堂などもあり、伽藍はよく整っている。
 山門は、比較的規模の大きな一間一戸四脚門である。笏谷石を四半敷とし、全て丸柱とし、控柱の足元には笏谷石製の礎盤を入れる。(こし)長押(なげし)飛貫(ひぬき)虹梁(こうりょう)を用いて軸部を固めている。組物は、禅宗様の二手先の詰組とし、二軒(ふたのき)(おうぎ)垂木(だるき)で入母屋造り桟瓦葺きの屋根を支えている。妻飾りは虹梁(こうりょう)太瓶束(たいへいづか)とし、猪目(いのめ)懸魚(げぎょ)を付ける。石製の(から)居敷(いしき)を置き、(さん)(から)()両開(りょうびら)きとし、格天井を張る。なお、正面両脇の内法に欄間の痕跡が見られるが、存在したのかどうかは明らかでない。木材は基本的にケヤキを用いている。
 全体が禅宗様で良くまとめられており、虹梁、木鼻、隅木などに彫刻が施され、建立時の時代性をよく伝えている。また、両脇によく整った築地塀(ついじべい)が設けられているが、これによりこの山門をいっそう引き立てている。

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