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神明社慶長の燈籠

ページ番号:927-761-192

最終更新日:2024年11月29日

神明社慶長の燈籠

指定情報

指定

《市指定 第16号》 昭和50年8月25日

所在地 鯖江市水落町4丁目 神明社
管理者 神明社
時代 江戸時代前期
員数 1基

概要

 神明社境内には多くの文化財が存在するが、境内のほぼ中央にある「(とお)(いけ)」では、近世以来たびたび雨乞いの神事が行われている。この燈籠は参道の西側、十の池のほとりに建っている。
 神明社慶長の燈籠は、奈良東大寺法華礼堂前に建っていた(いの)行末(ゆくすえ)の作った燈籠を写したものと伝えられ、銘文からは慶長13年(1608)に建立されたものであることが知られる。総高250cm、笠幅78cm、火袋幅40cm、火袋高37cm、中台厚23cm、中台幅63cm、竿長115cm、竿太35cm、基壇幅84cmの規模を有し、笏谷石(凝灰岩)製の燈籠である。
 竿と宝珠(ほうじゅ)は平面円形、それ以外は平面四角形で、基壇、中台ともに単弁(たんべん)八葉(はちよう)を彫り込んでいる。火袋は方形の火口のほか、日、月、三葉(さんよう)を透かし彫りしている。笠には一般的にみられる蕨手(わらびて)がない。竿には以下の銘文が陰刻されている。

(銘文)
 越前國□山后室
 奉建立石燈籠當社水落
 慶長十三戊申年五月大吉日

コラム 石燈籠の歴史

 燈籠はもともと中国に起源あり、仏堂や神殿の前に建て、献燈する道具であった。日本では奈良時代からの歴史があり、元来正面に1基だけ建てていたが、安土桃山時代(1568~1600)になってから2基一対となった。また、庭園に燈籠を使うようになったのも、茶室の庭ができる桃山時代からである。

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