冬の感染症対策について
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最終更新日:2024年12月20日
インフルエンザの注意報が発表されました!
福井県内のインフルエンザ定点医療機関(39医療機関)からの報告によると、令和6年50週(令和6年12月9日~令和6年12月15日)における1定点医療機関あたりのインフルエンザ患者数は10.95人となり、注意レベルの指標である10人を上回りましたので、インフルエンザ注意報が発令されました。
感染予防策を行い、インフルエンザの感染を防ぎましょう。
マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマ肺炎は「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる病気です。小児や若い人が多く、患者報告として約80%は14歳以下ですが、成人の報告も見られます。
以前は4年周期で流行を繰り返していましたが、新型コロナウイルス感染症流行禍では報告件数が少ない状況が続いていました。2024年になり、久しぶりの流行となっています。
福井県内でも平年と比較してもかなり高い状況が続いています。
感染予防策を行い、咳が長くなるなどの症状がある時は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。
マイコプラズマ肺炎に関するQ&A(厚生労働省)(外部サイト)
マイコプラズマ肺炎の患者報告数が増加しています!(福井県)(外部サイト)
新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症は、例年、冬にかけて感染者が増加する傾向が見られます。
発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。
感染しても軽症であったり、治る例もありますが、重症化すると肺炎となり、死亡する例も確認されているので注意しましょう。
特に高齢者や基礎疾患のある人は重症化する可能性があります。
新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)(外部サイト)
感染症対策 について
感染防止策として、マスク着用を含む咳エチケットや手洗い、アルコール消毒等により感染経路を断つことが重要であり、身のまわりを清潔にすることが大事です。
手洗いを丁寧に行うことや、食器・手すり・ドアノブなどを身近な物の消毒には、熱水や塩素系漂白剤で行っていただくことを徹底するようお願いいたします。
石鹸やハンドソープを使った丁寧な手洗いを行ってください。
手洗い | 残存ウイルス | |
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手洗いなし | 約100万個 | |
石鹸やハンドソープで10秒もみ洗い後流水で15秒すすぐ | 1回 | 約0.01% |
2回繰り返す | 約0.0001% (数個) |
|
手洗いを丁寧に行うことで、十分にウイルスを除去できます。
家庭用塩素系漂白剤で「次亜塩素酸ナトリウム消毒液」を作ることができます
家庭用の塩素系漂白剤(ハイター、キッチンハイター、ブリーチ、ピューラックスなど)には、次亜塩素酸ナトリウムが含まれ、「次亜塩素酸ナトリウム消毒液」を作ることができます。
この消毒液は、ドアノブなど「物の殺菌消毒に有効」で、ノロウィルスなどの感染対策に使われている手法です。
直接手で触れないよう注意しながら、ご活用ください。
(注意)
手の消毒には、絶対に使用しないでください。
使用するときは、十分な換気を行ってください。
次亜塩素酸ナトリウム消毒液の作り方(0.05パーセント濃度)
この消毒液は、ドアノブや手すりなど、物の消毒用に使用してください。
材料
- 次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする製品(市販されている塩素系漂白剤など)
- 水
- 空のペットボトル(500ミリリットル)
(注意)間違って飲むことの無いよう、消毒液だとわかるような表示をしてください。
作り方
- 500ミリリットルのペットボトルに水を入れる。(2回分)
- 以下を参考に、使用する製品の濃度に応じて必要とされる量の塩素系漂白剤を入れて希釈する。
家庭用塩素系漂白剤の使用料の例 | ||||||
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商品名(メーカー) | 作り方の例 | |||||
ハイター、キッチンハイター(花王) | 水1リットルに本商品25ミリリットルを入れる。 (商品付属のキャップ1杯、またはペットボトルのキャップ約5杯) |
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カネヨブリーチ、カネヨキッチンブリーチ(カネヨ石鹸) |
水1リットルに本商品10ミリリットルを入れる。 |
(注意)他にも次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする商品は多数あります。 製品に記載されている濃度をもとに、薄めて使用してください。
次亜塩素酸ナトリウム消毒液の使用方法
ペーパータオルなどに十分に薬液を含ませて拭いた後、水拭きをする。
(注意)直接手で触れないよう注意してください。
次亜塩素酸ナトリウム消毒液使用の際の注意事項
- 家庭用手袋等を着用し、直接手で触れないように使用してください。
- 消毒作業以外には使用しないでください。
- 使用するときは、十分な換気を行ってください。
- 他の薬品と混ぜないでください。
- 金属部位に使用する場合は、劣化する可能性があります。
- 他の容器に小分けにして使用する際には、十分注意して取り扱ってください。
- スプレーボトルでの噴霧は、ウィルス飛散の可能性があるため、好ましくありません。
- 目の中に入った場合は、直ちに水で洗い流してください。
- 製品に記載してある「使用上の注意」をよく読んで使用してください。
- 消毒液は保存せずに、その都度作るようにするとよいでしょう。
その他
- 食器や箸などは、80度の熱水に10分間さらすと消毒ができます。(火傷に注意してください。)
- 感染症対策には、身のまわりを清潔にすることが大切です。石鹸やハンドソープを使った丁寧な手洗いを行ってください。
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お問い合わせ
このページは、健康づくり課が担当しています。
〒916-0022 鯖江市水落町2丁目30番1号(アイアイ鯖江内)
健康増進グループ
TEL:0778-52-1138
FAX:0778-52-1116
母子保健グループ
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