鯖江の名の由来
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最終更新日:2017年3月24日
「鯖江」という地名の由来については、種々の伝説が語り継がれており、古くは崇神天皇の御代にまでさかのぼります。北陸地方平定のために四道将軍の一人として孝元天皇の第1皇子大毘古命(大彦命)が遣わされました。命が現在の深江あたりで大変難渋しているところへ、舟をこぎ寄せてきた老翁があり、「我この深江の郷に住む住民の頭目で、阿伊奴彦と申す者なり。この事情に詳しければご協力申し上げる」と命の軍船を案内します。命は王山(元鯖江高校のあるあたり)に陣を置き、賊を平定しました。そして、この戦の時「虚空から佐婆矢落下し、敵魁師に当たり死す」と明治時代の地誌書に記録されています。この矢が鯖の尾に似ていたことから、この地を鯖矢と呼ぶようになったと伝えられています。また、一説には鯖矢の「鯖」と深江の「江」を取って鯖江としたとも言われています。
広報さばえで平成5年から掲載している「ふるさと散歩道」の番外編として「鯖江の地名から歴史を考える(1)~(5)」を掲載しています。こちらもあわせてご覧ください。
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