令和6年十大ニュース
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最終更新日:2024年12月26日
新ブランド戦略「つくる、さばえ」が本格スタート(2月)
「めがねのまちさばえ」のプロモーションは継続しつつ、選ばれるまちを目指した地域ブランドの価値向上のための合言葉が「つくる、さばえ」です。「つくる、さばえ」は2022年12月、市内外で活躍する市民と職員有志でつくるチームが提案しました。
1500年の歴史をもつ「越前漆器」に代表される「ものづくり」や市民が主役の「まちづくり」など、鯖江は「つくる」文化を長年培ってきました。こうした風土や先人たちに誇りを持ち、新たな未来を創造していこうというメッセージが「つくる、さばえ」の合言葉に込められています。
2024年2月に、「つくる、さばえ」を発信する会議を開き、市民の皆さんに新ブランド戦略の意義を知っていただきました。若い世代の皆さんにも身近に感じてもらえるよう、イラストを多用した「ブランドブック」も作成し、特設ページで公開しています。
特急がラストランハピラインふくい鯖江駅開業(3月)
3月15日の23時43分、特急しらさぎがJR鯖江駅を出発。鯖江駅を走る最後の特急を見送ろうと、鯖江駅には多くの鉄道ファンの姿が見られました。
翌16日にはハピラインふくい鯖江駅開業を祝う駅前フェスが催され、福井ゆかりのアーティストたちによる音楽ステージなどが開かれました。
鯖江駅がにぎわいの中核であることはハピラインふくい開業後も変わりません。駅や駅周辺の整備に向けた検討が進んでいるほか、2025年1月23日には鯖江駅1階にコンビニエンスストアが開店する予定で、駅利用者の利便性向上が期待されます。
副市長2人体制スタート(4月)
2人体制の意図は、福祉・子育て・環境・防災・市民活動など一人ひとりの市民の思いや実情に丁寧に対応し、未来の鯖江市にしっかりとつないでいくためのけん引力を強化することにあります。
公共施設の改修や統廃合、万博開催に向けた観光客誘客、二次交通の確保、観光資源の磨き上げ、ゼロカーボンシティの推進など、市の発展のために積極的に取り組むべき課題が山積するなか、2人体制になったことで、よりスピード感をもって部署横断的な議論を推進することにつながっています。
公共施設の改修や統廃合、万博開催に向けた観光客誘客、二次交通の確保、観光資源の磨き上げ、ゼロカーボンシティの推進など、市の発展のために積極的に取り組むべき課題が山積するなか、2人体制になったことで、よりスピード感をもって部署横断的な議論を推進することにつながっています。
EXILE TETSUYAさんコラボ「AMAZING COFFEE」開店(5月)
鯖江市、株式会社W TOKYO、株式会社LDH JAPANの3者が2023年3月に立ち上げた「めがねのまちさばえ応援プロジェクト」第3弾の取り組みです。
お店は、トレーラーハウスデベロップメント株式会社さん(東京都中央区)から企業版ふるさと納税で寄付していただいたものを活用しています。
オープニングセレモニーでは、TETSUYAさんも鯖江市に駆け付け、「この素晴らしい西山公園でコーヒー店を開きたいとずっと思っていた」と感慨深げに話しておられました。お店は毎週末に開店しており、普段は市内菓子職人グループ 「ボーノ夢菓房」が切り盛りしてくれている。ただし、冬期(12月1日~2月28日)は休業していますのでご了承ください。
「つつじまつり」が5年ぶり3日間開催(5月)
新型コロナウイルスの影響で2020年・21年は中止、22年・23年は2日間の開催でしたが、今年は5月3日~5月5日の3日間で開催され、計約12万7000人が来場しました。
ピクニック広場のステージでは、鯖江商工会議所青年部の皆さんによるステージ企画があり、カラオケ大会やダンスイベントなどで盛り上がりました。AMAZING COFFEEのオープン記念トークイベントでは、TETSUYAさんのほかに人気グループ「GENERATIONS」の小森隼さんも駆けつけてくれて、鯖江の魅力を大いに語ってくださいました。
会場では「おもてなし会」によるテントやピクニックシートの貸し出しが非常に好評で、福井県住みます芸人の「カリマンタン」高橋さんによるシャボン玉パフォーマンスもありました。
パリ五輪体操男子団体が金/鯖江高出身・杉野正尭選手も貢献(7月)
鯖江高校出身の杉野正尭(すぎの・たかあき)選手が、団体戦で6種目中、あん馬、跳馬、鉄棒の3種目に出場。いずれの種目でも高得点を出し、日本の大逆転劇を演出しました。決勝戦はさばえSDGsセンターでパブリックビューイングも開かれ、鯖江高校関係者らが金メダルの喜びを皆さんと分かち合っていました。
これらの五輪での活躍を受けて、鯖江市は2024年11月、杉野選手に「スポーツ栄誉賞」を贈りました。杉野選手の母校である鯖江高校の体操部の現役生たちは今年度も活躍しており、「体操のまちさばえ」を世間に知らしめる活躍をしています。
鯖江市役所JK課活動10年で記念フェス(8月)
8月15日に市総合体育館で開催され、1年目から続くゴミ拾い企画「ピカピカプラン」や、フォトスポットの設置、オリジナルフルーツバー販売などがあったほか、高校生に人気の動画クリエイターを迎えたトークショーもあり、来場したおよそ3000人が盛り上がりました。
フェスは、これまでのJK課を支えてくださった市民の方々への感謝を伝えるとともに、次世代のJK課を担う小学生・中学生にもまちづくりの楽しさを伝えたいとの意図で実施されました。企画したJK課メンバーからは「来場者の人たちが楽しんでくれる姿を見ることができてよかった。JK課に入っていなかったらこんな素敵な経験はできていなかったと思う」との声が聞かれました。
「さばえ3大フェス」初開催(9月)
地場産業に特化した「めがねフェス」、持続可能な未来を見つめる「SDGsフェス」、地元の歴史にちなんだ初企画の「さばえ門前まつり」が同時に開催されました。
めがねフェスでは、職人やデザイナーと交流しながら眼鏡選びを楽しんでいる人たちの姿が印象的でした。今年ならではの新企画として、14社の産地企業がイチ押しのモデルを紹介するブースも並びました。
SDGsフェスのスペシャルステージには、今年も人気モデルの皆さんが参加。今年は「アップサイクル」をテーマに、ものづくりの過程で出る部材などを生かしたランウェイ用のアクセサリーを公募したり、モデルの皆さんと一緒にランウェイを歩くお子さんを募集するなど、市民の皆さんにより身近なフェスになりました。
門前まつりは、江戸時代に門前町として栄えた市中心市街地で開催。歴史と文化を切り口としたイベントになりました。
これら3会場を回るスタンプラリーも実施し、来場者の皆さんにはより長く、じっくり鯖江を楽しんでもらえたのではないでしょうか。
ジャパン漆サミット 鯖江で開催産地のこれから真剣議論(10月)
全国の漆器産地を有する自治体の首長および産地組合の代表らが一堂に集う「第27回ジャパン漆サミット」が10月17日にうるしの里会館で開催されました。輪島塗で知られる石川県輪島市など全国11自治体と、組合の代表者ら約100人が参加し、意見交換をしました。鯖江市での開催は1994 年、2005年に続き3回目となります。
鯖江の越前漆器は1500 年の歴史を誇り、1950 年代には技術革新によって業務用漆器の生産が盛んになりました。現在、全国の外食産業で使用される業務用漆器の約 80%を担っています。また、他産地での漆器もそれぞれの個性や輝きを放っています。
サミットでは、こうした伝統技術の継承と発展、災害に強い漆器産地の構築、漆器の国際的なブランド力向上の3項目を盛り込んだ共同宣言が採択されました。
祝10年「RENEW」記念開催(11月)
丹南エリアは、越前漆器などの地場産業の産地が10キロ圏内に集まる全国屈指のものづくりの集積地。こうした産地を訪ねて楽しむ一大イベント「RENEW」は今年で開催から10年目を迎え、過去最多の118社が参加して実施されました。
伝統工芸の器で創作料理を味わう「フード&クラフトレストラン」は今回初の試み。越前漆器の食器や越前打刃物のナイフなど、本物の技が光るテーブルには若い世代のお客さんも多くみられました。「古くて新しい」伝統工芸の存在感を感じさせました。
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